2015年9月26日土曜日

あなたはギバー?テイカー?それともマッチャー?

今宵も色々と思う事があり、いきなりですが「EZAWAのコレを読め!」のコーナーです。

一年半くらい前でしょうか発売されてすぐ読んだと思います。
読んで「そうだよ、これだよこれ。」「まだ自分にはテイカーな部分があるから徹底的にギバーにならないと」なんて思ったわけです。



与える人こそ成功する時代!?
著アダム・グラント
ギブ&テイク

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)
アダム グラント
三笠書房
売り上げランキング: 8,995

内容紹介

「ギブ&テイク」とは、この世の中を形成する当たりまえの原理原則に思える。
しかしこれからの時代、その“常識”が果たして通用するのかどうか
著者の問題提起が、アメリカで大論議を巻き起こしている。

人間の3つのタイプである
●ギバー(人に惜しみなく与える人)
●テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)
●マッチャー(損得のバランスを考える人)
もっとも成功するのは誰だろう。

このそれぞれの特徴と可能性を分析したするどい視点。
世界No.1ビジネス・スクール「ペンシルベニア大学ウォートン校」史上最年少終身教授、待望のデビュー作!!
全米トップ・ビジネススクール「ウォートン校」の史上最年少終身教授でもあり、
気鋭の組織心理学者が教えるビジネスの成功の秘訣。

他人に優しくしていたら、厳しい競争を勝ち抜けない?――それは大きな誤解だ。
これからは、他者志向の思いやりの発想とコミュニケーションが、 あなたの仕事に大きな成功をもたらす。

リーダーシップ、営業、交渉、事業の立ち上げ、昇進まで……ありとあらゆるシーンで この考え方が役に立つだろう。
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自分としてはギバーでありたいと思いますし、ギバーであることを心がけています^^
出し惜しみするつもりもないし、見返りがなくても相手が欲するモノを与えていきたいですね。
目の前のその人が、より良くなってくれればそれで良いのです!

なんだか、あれはダメ、これはしないとかセコイこと言ってる奴が多いですよね。その分野で何かを成し遂げたかったらセコイ考えはせずに周りに与え続けましょう!より良い人生は長―い目で見るべきなのです!
とにかく読んで欲しい一冊です!

2015年9月21日月曜日

勉強会×勉強会

この土日は2日連続でトレーナー勉強会でした。


昨日は発足者である二見トレーナーが経営する行徳のパーソナルトレーニングスタジオ ボディインプルーブでやっているパーソナルトレーナー勉強会にて「ゴルフの為のモビリティ獲得アプローチ」というお題で講師役をさせて頂きました。


トレーニングやコンディショニングというと筋肉や関節へのアプローチをイメージすると思いますが、自分の場合トレーニングと言っても筋肉を鍛える事はせず動きを鍛える事がメインになるので、そうなると必然的に脳へのアプローチが必要になります。

ただ柔らかいのではなく、コントロール出来る柔軟性がなければ動くことは出来ません。

なので、モビリティ(可動生)=モーターコントロール(運動制御)となるはずです。

そして、適切なモーターコントロールを習得させる為にはモーターラーニング(運動学習)理論を活用します。

何かしら動きのエラーがある場合、スタビリティやモビリティの制限から考えがちですが脳が持つ運動プログラムのエラーが原因の場合が多々あるので、間違った運動制御を修正する為には運動学習をするしかないです。

そんな観点や呼吸でモビリティ獲得させていく事を発表させて頂きました。

勉強会のアンケートでは非常にポジティブなご意見も頂けましたし、同年代のトレーナー達から評価して頂けるのは光栄です。

ただ講師役の自分が時間を間違えて遅行してしまって申し訳ありませんでしたm(_ _)m


日曜はPRI(Postural Restration Institute)の勉強会。
アメリカでも最新の理論であるPRIを学んで2ヶ月経ちましたが、自分の中で消化しきれていない部分があり現場への投入をしていませんでしたが、今回の勉強会でかなり手ごたえを感じました。

やはり、大事なのはまずやる事ですね。ゴルファーへのPRI的アプローチの症例を増やしていきます!

そんなこんなで同年代で実績もあり勉強会しまくっている仲間達との学びの時間は最高ですね。


2015年9月16日水曜日

チーム作りと秋の匂い

来週に来日予定だったアメリカからのゲストが急遽今週に来る事になりTGFにお迎えしミーティング。


面白い話が出来て良かったです^ ^


こうやって今後の日本のスポーツ界、トレーナー界、ゴルフ界に貢献できるプロジェクトに関われる事を嬉しく思います!
これ以外にもいくつか各方面から様々な熱意あるプロジェクトに関わるお話を頂いております。
その熱意を自分に託して頂けるのであれば、自分は更にアツイ情熱でお返しするしかありません!!


そんな気持ちになったあと、、
久しぶりに野球部のナイター練習に顔を出しに行きました。
新宿から下道で川口に向かったら渋滞がすごくて参りました。。。

頼もしかった3年生が引退し、新チームになった彼ら。
そして、これまでのやり方を変えたチーム作りを目指す我々、監督、コーチ、トレーナー。


来年の夏に良いチーム、強いチームになって欲しいと願いつつ、そんなチームを「作る」という事をしていかなといけません。


良いチーム、強いチームは偶然に出来上がるものではありません。


どうしたら良いチーム、強いチームが出来るのか?


やはり重要になるのはリーダーの思いを言葉と姿勢で明確に示し、みんなが同じ方向を見る事がまず必要になりますよね。


とにかくコミュニケーションする事です。


今年も少しでも時間が空けばグラウンドに顔を出そうと思います。


にしても、夜のグラウンドの風は少し冷たくなり秋の匂いがしてきました。


秋が来たというよりも
「あ、夏がいつのまにか終わってた」
そんな感じがしました。


キンモクセイももうすぐですね。

2015年9月14日月曜日

野球部トレーニング

9月に入り高校野球部トレーニングが始まりました。

来年の7月までの10ヶ月間トレーニングに励む事になります。


新チームになり、1.2年生合わせて32人、今日は引退した3年も来てくれました。


やはり、1年と3年では全然違うなぁと実感します。でも、そんな1年生でもすぐ3年生になり大人の顔つき体つきになるんですよね。


時間が経つのは早いです。。


残念ながら秋大は早々に終わってしまったので春までチーム作り、体作りをして良いチームになって良い野球をして貰えるよう微力ながら裏方として選手や監督、親御さんのサポートをしていきます!

2015年9月11日金曜日

問題解決の為の「ゼロベース思考」と「衆知を集める」


人生の中で、日々の暮らしの中で私たちは様々な問題と直面しながら生きています。

環境問題、社会問題、年金問題、教育問題、会社の中にある問題、人間関係の問題、家庭の問題など

最近ではオリンピックの問題がありますよね、建設費やデザインとか。

これらの問題を目の前にした時にどんな行動を取るのか?

見なかった事にする。
後回しにする。
逃げる。
誰かに押し付ける。

解決する。

でも社会や人間は複雑系なので目の前の事だけを解決するだけでは根本的な解決は難しいのです。

ただやらねばならぬ。です。

完璧を作る事は出来なくても、より良くする為に考え行動し続ける事は出来ます。(大きく言えばそれこそが人生だと思うのです!)

いま自分の仕事でも目の前に大きな問題がいくつも立ちはだかっています。

だからこそ、やらねばならぬ。です。
より良くする為に。

そんな時、最近のワタシはどうしているかと言うと、、

まず、ゼロベースで考えてみる。です。

以前にも紹介しましたがゼロベース思考という本。まさにアレです。

オリンピック問題でも、そもそもの問題の根源を解決するにはゼロベースで考え直さなくてはならない。と何人かの有識者の方々が言っていますが、ワタシもそう思います。

ゼロベースは複雑化した問題において非常に効果があるのですが、非常に難しかったりします。結局、複雑化した問題の中で甘い汁を吸っている人がいれば確実に反乱分子になります。

まぁ最終的に船長が明確な目的の為に決断をすれば良いだけの事ですが。。

あと、もう一つ大事なのが衆知を集める事です。

色んな人の意見を聞くってことですね。

船長が自分の船のクルーに聞くのはもちろん、違う船の船長に聞いたり港町の人に話を聞いてもいいわけです。

そうやって、知恵を集める事で誤った判断をしないようにします。

日本人は本来そういうものだ。と松下幸之助も言ってます。

とりあえず、目の前の複雑化した問題に直面した時は1度ゼロベースで考え、明確な目的の為にスクラップ(壊して)、皆んなの意見を聞きながらビルド(建て直す)していく決断と行動をリーダーがする事です。

船と船長の目的は、目的地に辿り着く事です。それ以外の目的を船に乗せる必要はないです。

もし、航海が困難になれば

「船は壊れて沈没するまで乗り続けるか、船長が壊れる前に自ら沈めるしかない」

2015年9月6日日曜日

リガトア様 社内勉強会


今日はJリーグチームへのトレーナー派遣や治療院の運営などをしている株式会社リガトア様の社内勉強会の講師をさせて頂きました。


場所は高円寺のさんり整骨はりきゅう院。


昨年に続き2度目となりました。


前回はファンクショナルトレーニングについてでしたが、今回は実際にボクがどのような考え、理論でトレーニング&コンディショニングをしているかを体感して頂いて何か感じて頂ければ幸いかなぁといつもの60分セッションをベースに途中説明を入れながらいつも通り(?)脱線に脱線を重ねながらやらせて頂きました!


真面目に話しつつも汗をかきながら笑いながら2時間の予定が少しオーバーして楽しく学び合いました^ ^


終了後は社長に接待して頂き熱い話しをして、いま終電でこのブログを書いています。。


同級生のつっちーやベルディの渡邉トレーナーなど色んなご縁で今回の仕事が出来て、また今後の仕事にも繋がる事になるでしょう。


色々とあった2015年の上半期。。。まさに裸一貫の勝負に失敗し、どん底まで落ちたけど色んな方々とのご縁で復活させて頂きました。(きっとまた落ちる時は来るだろうけど)


調子に乗らないように。
感謝を忘れないように。
謙虚に。
本気で。


そして、楽しく!


これから自分に訪れるであろう大きな仕事を成し遂げようと思います。


「教学相長」
(人に教えることと師から学ぶこととは相補い合うもので、両方を経験してはじめて学業も向上する。)


教える事で一番学んでいるのは自分自身です。


再来週も別件で沢山のトレーナー向けに勉強会講師をさせて頂くので、しっかり準備をして自分が持っている価値ある情報や技術を伝えようと思います。


また、トレーナーや治療家さん向けのセミナー勉強会の講師依頼のご連絡お待ちしております!
決して安くはなくそれなりのお値段を頂きますが、最新の知識技術、多角的な視点、そして熱い想いはお値段以上です^ ^

2015年9月4日金曜日

ビジネスの本質


ビジネスにおいてWIN-WINを強調してくる人いますよね。


ボクはそーいう人って基本的に信用しません。


自分も以前はそーいう事を言ったり、そーいう取引をしたりしましたが、結局WIN-WINになる事は1度もありませんでした。


たぶん理由としては
・WIN-WINを強調する人は心の底では自らのWINを望んでいるから。
・WIN-WINは両者に同時に起こらない。

とかかなぁと思います。


結局はWIN-WINは結果となるもので、最初から目指すものではないです。


本当に成功させたかったら自分の利益は後回しで、まず相手に勝たせるくらいでないと。


あと、やはり視点が私とあなただけではダメですよね。


ここで出したいのがやはり近江商人の三方よしなんですが、買い手よし、売り手より、世間よし。


WIN-WIN-WIN


あなた、わたし、世の中にとって良いかどうかだと思いませんか?


結局はあなたとわたし以外の人にとっても利益が回るようにしていかないといけませんよね。


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【近江商人の商売十訓】
1 商売は世のため、人のための奉仕にして、利益はその当然の報酬なり
2 店の大小よりも場所の良否、場所の良否よりも品の如何
3 売る前のお世辞より売った後の奉仕、これこそ永遠の客をつくる
4 資金の少なきを憂うなかれ、信用の足らざるを憂うべし
5 無理に売るな、客の好むものも売るな、客のためになるものを売れ
6 良きものを売るは善なり 良き品を広告して多く売ることはさらに善なり
7 紙一枚でも景品はお客を喜ばせる つけてあげるもののないとき笑顔を景品にせよ
8 正札を守れ、値引きは却って気持ちを悪くするくらいが落ちだ
9 今日の損益を常に考えよ 今日の損益を明らかにしないでは、寝につかぬ習慣にせよ
10 商売には好況、不況はない、いずれにしても儲けねばならぬ
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昔も今も変わらない本質です。