2015年9月11日金曜日

問題解決の為の「ゼロベース思考」と「衆知を集める」


人生の中で、日々の暮らしの中で私たちは様々な問題と直面しながら生きています。

環境問題、社会問題、年金問題、教育問題、会社の中にある問題、人間関係の問題、家庭の問題など

最近ではオリンピックの問題がありますよね、建設費やデザインとか。

これらの問題を目の前にした時にどんな行動を取るのか?

見なかった事にする。
後回しにする。
逃げる。
誰かに押し付ける。

解決する。

でも社会や人間は複雑系なので目の前の事だけを解決するだけでは根本的な解決は難しいのです。

ただやらねばならぬ。です。

完璧を作る事は出来なくても、より良くする為に考え行動し続ける事は出来ます。(大きく言えばそれこそが人生だと思うのです!)

いま自分の仕事でも目の前に大きな問題がいくつも立ちはだかっています。

だからこそ、やらねばならぬ。です。
より良くする為に。

そんな時、最近のワタシはどうしているかと言うと、、

まず、ゼロベースで考えてみる。です。

以前にも紹介しましたがゼロベース思考という本。まさにアレです。

オリンピック問題でも、そもそもの問題の根源を解決するにはゼロベースで考え直さなくてはならない。と何人かの有識者の方々が言っていますが、ワタシもそう思います。

ゼロベースは複雑化した問題において非常に効果があるのですが、非常に難しかったりします。結局、複雑化した問題の中で甘い汁を吸っている人がいれば確実に反乱分子になります。

まぁ最終的に船長が明確な目的の為に決断をすれば良いだけの事ですが。。

あと、もう一つ大事なのが衆知を集める事です。

色んな人の意見を聞くってことですね。

船長が自分の船のクルーに聞くのはもちろん、違う船の船長に聞いたり港町の人に話を聞いてもいいわけです。

そうやって、知恵を集める事で誤った判断をしないようにします。

日本人は本来そういうものだ。と松下幸之助も言ってます。

とりあえず、目の前の複雑化した問題に直面した時は1度ゼロベースで考え、明確な目的の為にスクラップ(壊して)、皆んなの意見を聞きながらビルド(建て直す)していく決断と行動をリーダーがする事です。

船と船長の目的は、目的地に辿り着く事です。それ以外の目的を船に乗せる必要はないです。

もし、航海が困難になれば

「船は壊れて沈没するまで乗り続けるか、船長が壊れる前に自ら沈めるしかない」

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