2015年10月28日水曜日

ヒップヒンジと減速とアーリーエクステンションと私。

ヒップヒンジと減速とアーリーエクステンションと私。


長いタイトルになりました。。。


今週のムーブメントトレーニングは減速について。


毎週毎週、カラダの動きについて点と点が線になっていくこのシリーズですが今日そうなったのがタイトルの通りです。


まず、アマチュアゴルファーの8割くらいが持っていと言われるスイングエラー「アーリーエクステンション」(いわゆる伸び上がり)ですが、私も悩んでいて思考錯誤したのがバチッとはまった。


たぶんアーリーエクステンションは加速しっぱなしの状態なんだろうなと。
正しく減速できてない状態なんだろうなと。


キネマティックシークエンス的には骨盤→胴体→腕→クラブと動いていくのですが、ただ動いているだけでなく加速と減速を繰り返して動いていきます。


減速があるからパワーが増幅していくのです。


ボディトラックとかでも飛ばす人ほどCOPがリバースする動きがあり、肉眼でも骨盤がリバースが見えるのですが、あれは強烈に股関節で骨盤を減速させているからですね。


そして骨盤の加速→減速をつくるのがヒップヒンジと言われる股関節を引き込む動作。


減速するにはこれが必要で、これが出来なければ機能的に物理的に適切な減速をするのは不可能になります。


右股関節で骨盤を加速させても左股関節のヒンジで引き込みが出来ず減速が出来ない現象がアーリーエクステンションなのだと。


あー、面白いですね動きって!ゴルフって!


寝不足、疲労困憊でキッツイトレーニングでしたが脳みそがギラギラしてきました。


世の中のアーリーエクステンションを撲滅してみせます!

2015年10月26日月曜日

腐った水にならないように

指導先の高校に行く途中、神保町の街角で見つけました^ ^

世の中ハロウィンですね〜


さて、昨晩はトレーナー仲間が経営している西麻布のイケてるパーソナルトレーニングジムMEXTR(http://linxas.jp)で毎月恒例のトレーナー勉強会でした。

まず先日、宮崎からスペシャル講師を招いて開催したクローズドな勉強会のフィードバックから。

ポジショニングファーストの話、ZOAとIAPの話、なぜドローインではコアの安定性が得られないのかなどの話などから始まり


PRIでの仙腸関節痛へのアプローチを練習しました。


同年代の仲間たちとの話しは尽きません。業界の話や経営の話、これからの展望など楽しい話ばかりです。


そして毎週水曜日は板橋でムーブメントテクニックを学んでいます。

各方向へカラダを動かすにはどのように力を受けてどのように力を発揮するのか。
トルク、ベクトル等々。。。
もはや物理学の勉強です。。。


でもガンガン動くので激しい筋肉痛になります。。。


あと7週間!頑張りまっす。


さて、この手の話はいつもしてますがくどいくらいに言い続けます。


僕らトレーナーは「貪欲に学び続ける人」と「全く勉強しない人」と二極化しています。


自分は貪欲に学び続ける人達と一緒にいる事が好きで話も盛り上がります。


逆に全く学ばない人とは全く話は弾みません。物事の視点や基準値が全く違うからです。


人それぞれの価値観があるので何が良いとか悪いではないですが。


やはり外へ出る、行動する、学び続ける、挑戦する事を止めた人がより良くなっていくことはありません。


流れの無い水が汚れてくるのと同じですね。


最近インプットとアウトプットの量が猛烈にあるのでめちゃくちゃ大変ですがこれを乗り越えればまた少しは成長できるはず。


トレーニングと一緒ですね^ ^

2015年10月7日水曜日

ムーブメントトレーニング


今日から毎週水曜日、10週に渡って板橋区志村にあるWINGATE TRAINING CENTERにてアメフトチーム リクシルディアーズの朝倉ストレングス&コンディショニングコーチによる「ムーブメントトレーニングファンダメンタルズ」を受講します。


垂直方向への動き、前後方向への動き、側方への動き、さらにそれらをどのように回旋動作に繋げていくのか。


物理学、バイオメカニクスに基づいた基本的な動作を徹底的に学びます。


ゴルフしかしていない日本のジュニアゴルファー達にもっと基本的な動作スキルを身に付けて欲しいのです。


とにかく面白くて面白くて仕方がなかったです^_^


脚はガクガクですけど。。。


「今日学んだこと」
・垂直方向の動作、出力
・イーセントリック収縮って大事だな!
・動作は奥深い!

2015年10月5日月曜日

これからの時代を生きる若者たちへ。

http://www.tsr.ac.jp/sp/

急遽10月から東京スポーツレクリエーション専門学校の後期授業を受け持つことになりました。


昨年は2年生のパーソナルトレーナー総論という授業を受け持っていましたが今回は1年生です。


1月まで90分×15コマ、これからのスポーツ・フィットネス界を支えていく若者たちにトレーナーとしてのイロハを叩き込みます!


先週金曜日が最初の授業。
朝から珍しく緊張してました。


学生達に教えるのってスゴく難しくて、こちらが色々とイメージしたり準備をして行っても、どんな子達なのかでガラッと内容を変えないといけない事もあります。


だから一番最初のコンタクトはドキドキです。


最初の授業はパーソナルトレーナーって?的な内容にしました。


トレーナーになりたい子たちが集まる学校とはいえ、まだまだ漠然としたイメージしかない子たちです。


とりあえず業界の現状やトレーナーの活動場所、必要な能力などを解説。


そして彼らがこれから決めなければいけないのは、Where(どこで)、Who(誰に)、What(何を)したいのか?


トレーナーの活動範囲や必要能力はひと昔前より多様化してきました。
だからこそ、What(何を)だけでなく、どこで、誰に、どんな事を、したいのか明確に決めてそこにチカラを集中した方がいいです。


好きな事を仕事にしたいなら尚更ですね。


「とりあえず就職」とか、「意味の分からない下積み」とか、やめましょうと。


それらを踏まえて一番伝えたかったのは、


Why?(なぜ) それをしたいのか?です。


どこで、誰に、どんな事をしたいのか。それは何故??を自分の中で明確に強固にしましょう。


トレーナーになりたいというビジョンが漠然としているとはいえ、絶対に何か理由があってこの学校に入学したはずです。


でも、殆どの人はその最初の気持ちを抑え込んで諦めてしまうんですね。


最初の火種が消えてしまうんです。


やってもないのに、ベストを尽くしてないのに諦めてしまうんです。


人によっては大人に、他人に、邪魔されてしまうんです。


やった事もないのに、無理だ、やめた方がいいとか言って自分の夢を邪魔しようとする人とは付き合わない方がいいです。


あなたの周りに必要なのは、あなたの夢を何があっても応援してくれる人です。


誰かの言いなりになる人生なんて面白くないでしょ。


もっと、自分に正直に自分のやりたい事だけを本気でやろう。


「夢にときめけ!明日にきらめけ!」