2015年6月18日木曜日

インサイドアウト!Whyから始めよ!

「インサイドアウト」


内から外へ!


ゴルフはもちろん野球などスイング系スポーツでは大事な要素ですよね。


しかしこれ、大事になってくるのはスイングだけではありません。


優れたリーダーシップを発揮する。
イノベーションを起こす。


などでもインサイドアウトが大事になってきます。


その理由はこのサイモン・シネックのTED(チョー有名!)を見れば分かると思います







世界を動かす優れたリーダーや製品はWHAT(何を)→HOW(どうやって)→WHY(なぜ)の順番ではなく、その逆で説明されています。


そこで出てくるのが、このゴールデンサークルという図
TED動画を見て頂ければ分かると思いますが、WHATから始まるのではなく、WHYから始まることの重要性。インサイドアウト!



我々、トレーナー、コーチと言われる指導者にとって本当に大切なことです。


なぜ私はトレーナーになりたいのか?
なぜ私はこの仕事をしたいのか?

私の使命は何なのか?
私が一生を掛けてやり遂げたい事は何なのか?


その思いと、その身振りと、その佇まいが人を引き付けるのです。


常に自らに問いかけ、誰かに評価され適切な現状把握をする。
常に自らに問いかけ、誰かに思いを伝え適切な目標設定をする。


これから求めらえるのはそんな事のような気がしています。。。





WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う
サイモン・シネック
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2015年6月8日月曜日

まずは上手く動けること、次に繰り返し動けるように

「まずは上手く動けること、次に繰り返し動けるように」


これは自分のトレーニング哲学の一つです。


と言っても自分の言葉じゃないんですけど笑


これまで13年間トレーナーをしてきて、自分がやりたいのはコレだと確信しています。


例えば「上手く動けない、繰り返し動けないのに、筋力やスピードを付ける」


これってどうなんでしょうか?
なんか違うなと思います。


やはり大事なのは優先順位を決めてトレーニング戦略を立ててパフォーマンスを上げていくことなのかと。


ゴルフは特にそれが重要です。


あとパフォーマンスピラミッドの概念を知る必要があります。
これは理想的なパフォーマンスピラミッドの形


基本の動きを土台としてパフォーマンス、スキルを支えています。


理想ではない場合は、土台が小さかったり、それなのに筋力はあるとか。バランスが悪いです。


だからまず上手く動けることが必要なんです。


その為にまず「上手く動けるか?」を調べる必要があります。


そこでゴルファーはFMSやTPIスクリーニングをして、今のカラダの状態、基本的な動作が出来るかどうかをチェックする必要があります。


もしこの動きが出来ていないのに、よーし飛距離アップだ!と筋力トレーニングをしてしまうと色んな弊害が出てきそうですね。。


良いゴルファーは姿勢が良い。
良いゴルファーは柔らかい。
良いゴルファーは力みが無い。


まずこの辺が重要だと思います。
さらに強いゴルファーを目指すのであれば強さを身に付けていきましょう。


という事で上手く動けるというなは可能性を広げる事ですので、「動き」に注目してトレーニングに取り組んで行きましょう!

2015年6月5日金曜日

僕らはとても分かりにくい商品を売っているから

前に結果を出す事も大事だけど、どう伝えるかはもっと大事!と言いましたが



トレーナーに必要な能力としてプレゼン能力があります。



なんでかと言うと、僕らは形の無いとても分かりにく商品を売っているからです。



トレーニングの効果や目的達成までのプロセスなど本当に伝えにくいものばかり。



でもトレーナーはプレゼンの連続なのに、その能力開発にあまり力を入れていないと思います。やっぱり言葉だけでは伝わらないですし。


スクワットは大事!






と言葉だけで伝えるよりも、、、




スクワットは大事!





とビジュアルと合わせた方が伝わりますよね (笑)



自分としてはこれまでエクササイズという良い物を多くの方に伝えたいのに、自分の考えをもっと伝えたいのに、なかなか伝わらない苦悩から色々と勉強してやってきました。まだまだ苦悩していますが。



とにかく前提として我々は、そもそも分かりにくく伝えにくものを売っているというのを忘れてはいけないですね。




~EZAWAリコメンドブックス~


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②最近、第2弾が発売されたようです。まだ買ってません。。。
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③プレゼンと言えばTEDですね。僕はいつもTEDみたいなプレゼンをしたいと思っています。
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④そして、ジョブズ。
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ゴルフと腰痛の話



アメリカで有名なトレーニングコーチ(マイク・ボイル)による筋・関節剛性の説明。



このやり方は自分の授業や勉強会でも見せるのだけど、硬いゴムと柔らかいゴムを連結して伸ばすと柔らかい部分がよく動く。
これはカラダの中でも同様にあって、これをShirley A sahrmannは著書にて相対的柔軟性(Relative Flexibility)と提唱し、これによって動くべきではない関節が動くことを相対的柔軟性による代償運動(compensatory relative flexibility)と言う。



ゴルフの場合、股関節‐腰椎、胸椎‐腰椎でよくこの代償運動がおこります。


前に説明したように腰椎=安定、胸椎=可動ですが腰椎の剛性が胸椎より低い場合、捻転時により抵抗の少ない柔らかい所から動くので、本来回旋したくない腰椎から動いてしまいます。



その繰り返しによりマイクロトラウマ(微細損傷)が蓄積され、痛みが発生する場合があります。



なので腰椎の剛性を高める為、回旋ストレスから守る為に抗回旋(アンチローテーション)エクササイズや、抗伸展(アンチエクステンション)、抗屈曲(アンチフレクション)、抗側屈(アンチラテラルフレクション)エクササイズが必要になってきます。
(どうでもいいけど、anti(アンチ)って英語で発音するとアンタイって言うんですか?初めてセミナーで習ったとき何言ってんだこの先生って思いました。。)



腰痛予防に関して腰痛研究マニアのストュアート・マクギルって先生がやはりコアの剛性を高めようと言ってます。



昔から腰痛には腹筋背筋運動と言われてますがあながち間違いではないのかもしれませんが、そうはいかないのが人間の身体で、、、究極の複雑系ですからね。。。



それこそコアの剛性(安定性)を高めるのには戦略性が必要になってくるのです。
構造が先か制御が先かとかありますし、呼吸も首も足も関連してくるので。



N友系の体幹トレーニングをしていればいいってもんじゃないのです。



あ、ちなみにこのような事を調べる為にTPIスクリーニングなどの評価(アセスメント)をするんです。評価をせずにプログラムを組んでしまうのは効果が出にくい、ケガをするなどのリスクに繋がります。



お客様には早くトレーニング教えてくれーと思われるかもしれませんがスクリーニング&アセスメントをしっかり受けた上でセッションを受けて頂けると幸いです。

2015年6月3日水曜日

捻るのは腰ではなく、胸と股関節よ!




今日はこちらの記事を紹介します



ご存知、TPIのウェブサイトですね。
定期的に色んなArticle(記事)が掲載されます。



誰でも見れるのにたぶん、あまり見ている方はいなそうなのでもったいないと思います。



一応、グーグル翻訳で日本語訳されますが専門用語とかもあり正確に訳されることはないので困ったもんですね。



だれかちゃんと訳してくれる人がいたら注目されるだろうな。。TPIコレクターの彼とか。



ちなみにEZAWAはそこそこ海外経験豊富なんですけど、英語しゃべれないし読み書きも全然。ただ努力はしてます。



それはいいとして、記事の内容はこんな感じです。↓



捻るのは腰ではなく胸と股関節よ!という話。

・ゴルファーは捻転動作(回旋動作)を改善したいとトレーニングやストレッチをするが、腰を捻っていて腰痛や首痛の原因になる。
・腰椎は構造的に捻りに適していない。捻りに適している胸椎と股関節を使おう。
・年齢と共に胸椎と股関節は硬くなる。
・胸椎を柔らかくするにはテニスボール胸椎モビリティエクササイズを。
・股関節の回旋はComerford Hip complexエクササイズを(Mark Comerfordさんが考案)

という感じです。結構テキトーですが。



EZAWA的にはこれらにプラスして回旋防止エクササイズとしてPallof Pressをオススメします(John pallofさんが考案)



僕のクライアントさんは結構やってますね。Anti rotation exercise重要っす。



痛みの無い、素敵なゴルフライフをお過ごしください!

2015年6月2日火曜日

これはゴルフのMRIだ!


これはゴルフのMRIだ!



と言われるモーションキャプチャー3Dスイング分析を体験してきました。



昨年アメリカで発売されて、まだ日本で導入している所はないそうです。今回はコネ?で特別に。言ってみるもんです。



コレもう凄すぎて上手く説明出来ません。
実際に見て体験しないと分かりません。



とにかく科学ってスゴイ!と思えるシロモノでワクワクしました。



僕らトレーナーはスポーツ界の中では比較的、科学も基にした指導をする存在ですがアマチュアやプロを含めどんなスポーツでも技術を教えるコーチの方々は経験や感覚を基にしてあまり科学的ではない指導をする傾向がありますよね。



この装置を使うとスポーツのメカニクス、技術を数値を可視化できるようになり今まで言われていた色んな事をあばく事が出来るようになるかもしれません。



やはり感覚も大事ではありますが、人に指導をする以上は根拠は絶対に必要です。



人のカラダに介入するという事は、その人の生活や人生に介入する事です。その責任を常に持っていなくてはいけませんよね。



この装置は凄すぎて使いこなせるかどうかの問題も出てきますが、そんなの時間が解決してくれます。



何年かかかっても使いこなせる人達は現れるし、出来ない人は生き残れないだけです。



面白くなりそうですね^ ^


2015年6月1日月曜日

そろそろ暑熱順化を!



週末はメチャクチャ暑かったですね。



というか、暑さに慣れていないからそう感じた



というのが合ってるかもしれません。



冬の間、発汗や毛細血管の機能が低下します。そのまま急に暑くなると体温調整機能が上手く働かないので熱が体内にこもりより暑く感じてしまいます。



なのでこの時期に「暑熱順化」をする事で暑さに慣れておく必要があります。



一般的に重要なのは、有酸素運動をして汗をかくこと。筋肉、心臓、血液を動かし汗腺機能と毛細血管を発達させることでカラダのラジエーター機能を高めます。半身浴やサウナも少し効果あるかもしれませんが、やはりカラダを動かすのがオススメです。



この暑熱順化が出来ていないと夏バテや冷房病になってしまいます。



そろそろ暑熱順化を!



と思った先週末でした。