2012年1月10日火曜日

「子供は大人のミニチュアではない」

ジュニアのトレーニングを行う際に頭に入れて置かなければならないことは


「子供は大人のミニチュアではない」ということです。


トレーニングにおいては大人と同じことをやっても同じ反応が起こらないということです。
トレーニング効果を出すためにいくつかの原理原則がありますが、子供に指導をする場合は「個別性の原則」を優先に考慮していく必要があります。
(私たちのようにパーソナルで行う場合は特に)

「Golden Age」や「LTAD」を基にプログラムを組むとしても子供の成長度合いは千差万別です。
その子がどれくらい体が成熟しているかを図る目安になるのが

「PHA(Peak Height velocity Age)」です。
これは一年でどれくらい身長が伸びたか?を見て、一番伸びた年齢を把握します。これによって現在の成長度合いが把握できるので今は負荷をかけない方がいい、もうそろそろウェイトトレーニングを導入してもいいだろうという判断ができます。
(昔みたいに柱に線を引いていくのってすごく良いと思います。でも賃貸だと出来ませんよね。。。)

このようにデータをしかっりと取って成長度合いにあった運動やトレーニングを行うといいと思います。

ですが精神的発達度合いや、その他データ、環境なども考慮に入れていく必要があるのでジュニアへの指導は理論以上に難しいものがあります。

「楽しく出来てもパフォーマンスが上がらない」
「パフォーマンスが上がってもケガをする。」

そうならないように
「楽しく、飽きずに、モチベーションを高めて、パフォーマンスを上げる、将来に活かす」

それが理想ですね!


※大人は子供を思い通りに育てたいと思ってしまいがちですが、中々そうもいかないものです。。。
(うちの娘も男の子みたいに活発で・・^^; 元気な証拠!と思うようにしています)

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