日本初開催のPostural Restoration Institute マイオキネマティック・リストレーションを受講するために大阪に来ています。
これを分かりやすく説明するのは難しいですが、、がんばって紹介します。
まず、アメリカのロン・ハラスカ理学療法士(だけど元は歯科医?)という天才(変態?)が作った崩れた姿勢や運動パターンを修復するための理論、エクササイズ、団体です。。
アメリカでは様々なクリニック、トレーナーが取り入れ物凄い勢いで広まっています。たしか今回が初めてアメリカ以外の国で行われるセミナーです。(日本人はとても細やかで繊細だから、この理論を理解し受け入れてくれるだろうという考えだそう)
何人かの日本人トレーナーがアメリカで学び日本に紹介していたり、日本でも有名なアメリカ人トレーナー達がPRIを取り入れたりしているので、自分もそうですが常にアンテナを張っているタイプの人達には待ちに待ったセミナーでした。
まず、PRIを理解する上で重要なのは人間の体は左右非対称であるということ。
見た目や機能的に左右対象でバランスよくが良しとされる事がありますが、そのような今までの考えや価値観を捨てる必要があります。
心臓は少し左に、横隔膜は左が小さく右が大きい、右側にどデカイ臓器の肝臓があり、脳も運動に使われるのは左脳である。
利き手や利き足もありますし、確実に左右非対称になるように設計されています。
さらにPRIでは99.9%の人がある姿勢パターンを有していると言います。
それはleft AIC と言われるパターンです。
簡単に言うと、左足が少し前で右足に体重を乗せているパターン。たぶん殆どの人がこの姿勢が一番楽に構えられるはずです。
問題になるのはこのパターンで固まってしまうこと。
左股関節は外旋外転、右股関節は内旋内転、左寛骨は前傾、右寛骨は後傾、ここから様々な部位も連鎖して、このパターンから抜け出せなくなった時に様々な障害やパフォーマンス低下が起こります。
これを学ぶ事で、これまでどんなアプローチをしても一時的な効果しか出せなかった、ゴルファーによくある左股関節の詰まり感や痛みはもちろん、足首、膝、肩などの障害を改善出来ると確信しています。
もちろんスイングパフォーマンスも。
たぶん掘り下げていけばstack&tiltとかにも絡めていけそうな予感です。
とにかく、これまでのどんな理論よりも異質ですが確実に効果があり納得出来るものです。
講師の方も言っていましたが、今日ここにいる人達は常に新しいモノ、より良いモノにアンテナを張って受け入れようとしている人達だと。
たしかに受講しているメンツは東京にいる僕でも知っている関西トレーナー界の重鎮達やゴルフ界では宮里藍ちゃんのトレーナーを長年勤めるkunikoさんや、医療関係の方、東京からも多数、顔見知りの方も何人か来ていました。
来週は東京でもやるのですが、たぶん凄い人たちが集まるでしょう。(僕は東京の予定が合わずに大阪にきました)
ここにいる方たちがこれからのトレーナー界や医療、スポーツを変えていく人たちだと思います。
自分ももしかしたらそんな存在になるかもしれません^ ^
ゴルフトレーナー界でPRIを扱えるのは自分を含めてほんの数人しかいないので、先陣を切って多くのゴルファーに伝えていきます。
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