~その1~ ~その2~ ~その3~ の続きです。
動作分析において、人間が持っている柔軟性や筋力を最大限に使った動作もチェックする必要があるという事で次のような測定を行います。
「ファンクショナル・ムーブメント・スクリーン(システム)」
アメリカの理学療法士Gray Cookが発案した機能動作分析です。
フィットネス先進国のアメリカを始め世界中で行われている方法です。
FMSの良い所は特殊な装置などは必要なくどこでも簡単に出来ることです。そして、点数化することで分かりやすい・比較しやすい、といった利点があります。
7種目の動作×3点満点=最高21点で数値化し、21点だと柔軟性や筋力が完璧に機能しているということになり、14点以下だとケガをしやすくなるとされています。
今までの体力測定(握力、上体そらし、体前屈など)は実際のパフォーマンスに直結しないものだったのが、FMSは実際のパフォーマンスに直結する測定です。
もちろんFMSだけで全てを把握することは出来ませんが様々な測定を行う事で色んな視点から原因の分析を行うことが出来ます。
実際に僕もこのFMSをやって、今はもう問題ないと思っていた過去の怪我の影響が見つかったり、自分の弱点・改善するべき部分が明確になってトレーニング効率が非常によくなり、身体のスタイル・調子・パフォーマンス全てにおいて良くなりました。これまでの測定に足りなかった要素を補うことが出来ました!
トレーニングをするのに、本当に自分に合った(必要な)トレーニングで効率良くやりたいですね!
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