みんな、わたしがたくさん勉強してたくさん本を持ってるって知ってるんですね。
たぶんみんなが思ってる以上に勉強しています(笑)
だからトレーナー仲間や後輩から、たまに先輩から
「おすすめの本ってありますか?」と聞かれることがよくあります。
いちいち説明するのも面倒になってきたので公開します。
とりあえずゴルフトレーニング&コンディショニングに特化して
これはトレーナーとして勉強したほうがイイっ!!!
という書籍を紹介したいと思います。
(いっきにたくさん紹介するので長くなりますよー)
まずはトレーナーはもちろん一般の方にもオススメできるものから!
≪その1≫
「ゴルフボディの作り方」 菅原賢 |
これはもうゴルファーにとってバイブルと言っていいでしょう!
日本ゴルフ界では敬遠されていた「トレーニングの必要性」という一石を投じた一冊でもあります。
何と言ってもコンセプトが良い!「柔軟性」「バランス」「筋力」という3つの要素がゴルフには必要なんです。
文章とエクササイズ写真のバランスが非常によく分かりやすいです。
≪その2≫
「ゴルフボディをつくるためのストレッチ&トレーニング」菅原賢 |
ほぼ写真!!!でもそれがイイ!!
ゴルファー向けのエクササイズを知りたいトレーナーや、自宅でトレーニングに取り組みたいゴルファーにオススメです。
≪その3≫
「ゴルフスイングの強化書」 菅原賢 |
もう一度言いますがこれらは身内だからって薦めるわけではありません。
他のこの手の本も全部読みましたが、一般の方が見るには少し難解な表現があったり、トレーナーとして見ても「?」なものもあります。
でも、これら3冊は一般のゴルファーにとって分かりやすい内容なんです。
トレーナーにとってもクライアントに伝える為には分かりやすさというのは非常に重要です!
だから一般の方にもトレーナーにも読んでもらいたい3冊です(^O^)/
≪ここからは完全にトレーナー向けのものを紹介します。≫
ゴルフというのはスポーツの中でも特異性の強い要素がたくさんあります。
また、慢性障害も発生しやすいですし、それでいて競技人口も多いです。
はっきり言ってゴルフトレーニングの指導ってかなり難しいです。
だから色んな角度からみる事が必要です。
これから紹介する書籍はゴルフのみならず他の競技や一般の方への指導にも有効なものです。
江澤の中でバイブルと言えるくらいの書籍達です。辞書か!?というくらい分厚い本で、半分くらい洋書になってしまいますが意欲のある方はぜひチャレンジしてください!
≪その4≫
「図説ゴルフ障害」 ジェフ・ブランチャードD.C. |
「アスレティックボディインバランス」 Gray Cook |
クックの理論は無敵って感じです。これは洋書ですが昨年、日本語に翻訳もされました。
FMSに興味があるかたはぜひ!
≪その6≫
「MOVEMENT」 Gray Cook |
≪その7≫
「運動機能障害症候群のマネジメント」 Shirley.A.Sahrmann |
そのくらい自分の中で大切にしているものです。
この本に出会って2年ちょっとですが、とにかく毎日毎日勉強しました。
トレーナーとしての軸を与えてくれた本です。
僕はこれを読んでいないトレーナーとは話せません。だって話合わないから。
全てのトレーナーはサーマン女史から学ぶべきです。
≪その8≫
「コアパフォーマンストレーニング」 マーク・バースデーゲン |
とにかくパフォーマンストレーニングに関係するトレーナーはぜひ学びましょう!
上記5冊は実際に勉強して自分自身で試して、自分のカラダも指導も劇的に変化させてくれたものです。意欲的なトレーナーはすでにお持ちの方もいると思います。
決して安い本ではありませんし、すぐに理解できるほど簡単な内容ではありません。
でも、自分に返ってくるものは非常に大きいです。
これらを買うために外食を控え、お酒を控えれば良いだけの話です。浪費ではなく投資です。
本を買って一番確実な投資「自己投資」をしましょう!
とこれでお終い的になりましたが、まだまだ続きます(笑)
余裕があったり、もっと知りたいというトレーナーはこれから紹介する本をぜひ!
≪その9≫
「CORE PERFORMANCE GOLF」 マーク・バーステーゲン |
≪その10≫
「THE COMPLETE BOOK OF CORE TRAINING」 MIKE,BRETT&MIKE BRUNGARDT |
≪その11≫
「ファンクショナルトレーニング」 渡部賢一、鈴木岳、北川雄一 |
ゴルフは間違いなくFTで進化します。ウェイトトレーニングやストレングスはもちろん大事です。
ですがゴルフは水平面の動きが重要です。その水平面の動きのトレーニングはやっぱりFTですよね。
いまや日本のファンクショナルトレーニング発信基地と言っても過言ではないR-body projectで実施されているエクササイズが覗ける一冊です。
個人的にファンクショナルトレーニングで大事なのはその形ではなく概念だと思っています。
概念を理解することがファンクショナルだと思います。
≪その12≫
「柔軟性の科学」マイケル・J・オルター |
全て柔軟性についての内容です。(ヤバくないですか?)
ゴルフってコアも大事だけどやっぱり柔軟性がないとね。
これも読んで理解するのに時間かかりました。。半年かかりましたね。
でも半年も柔軟性について勉強すれば、柔軟性博士になれます!(笑)
これを読んだわたしは柔軟性博士と言っていいかもしれません(笑)
≪その13≫
「アナトミー・トレイン」トム・マイヤーズ |
人間は筋膜という膜で全身が覆われています。それはいくつかのパターンが存在します。
これを学ぶことでストレッチやエクササイズのやり方に変化が出てきます。もちろんクライアントの体にも変化が現れます。ただ、かなーり難しいです。。。。
今年に入って、第2版が出版されました。かなり見やすくなっています。
≪その14≫
「ファッシャル・リリース・テクニック」トム・メイヤーズ&ジェームズ・アールズ |
ロルフィング(筋膜リリース)の手技も載ってますので(タッチの仕方なども細かく!)、そちらの分野に興味があるトレーナーにオススメです。
≪その15≫
「Stretch to Win」アン・フレデリック&クリス・フレデリック |
パフォーマンスアップの為のストレッチに関してはこれが一番充実していると思います。
ストレッチに関してはもちろんですがパフォーマンスやアナトミートレインの事なども書かれていますし、アセスメント方法や基準についても充実しています。
筋膜のパターンを意識したストレッチエクササイズがたくさん紹介されていますので他のストレッチ本とは一線を画す内容です。
こーいうのも日本にはないですねー。残念!
と、まぁゴルフのトレーニング&コンディショニング指導をするのにわたくし江澤が必要だと思う知識や技術が載っている書籍たちを15冊ほど紹介させて頂きました。
たった15冊なので全部買っても10万いかないでしょう。
読んで理解するのに3年かかるかもしれませんが。
でも3年頑張れば、その先10年やっていけるくらいの実力がつくはずです。
そう考えたら安いもんです。
もう一度言いますが、本を読むというのは「一番確実な投資」です。
それを「自己投資」と言います。
自己投資は一番リターン率が高い投資です。
何かを得たいのであれば何かを捧げなくてはなりません。
お金、時間、労力、情熱
自分にそれらを捧げるほど自分に返ってきます。
たまに全然勉強しない本読まないトレーナーがいますが
はっきり言ってそーいう奴は大っ嫌いです(笑)=^_^=
劣等感が強く自分と向き合えない人ほどそんな傾向が強いように思います。
昔の自分もそうでした・・・・・
学ぶという行為に早いも遅いもありません。
気持ち一つの問題です。
トレーナーとして生きていく為に常にアンテナ張って貪欲に学んでいきましょう!
by千の本を読んだパーソナルトレーナー江澤彬